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浦和ルーテル学院では、障害を正しく理解し、命の尊さや共に生きることの大切さ、本当の思いやりについて考えること。自分の生き方を考える機会にして欲しいという願いから、特別支援学校との交流を20年以上前から続けています。

5年生が特別支援学校に訪問して、「どのような生活」、「どのような授業」を行っているのかを体験してきました。また、ペアを作って支援学校の教室や体育館で交流の時間を持ちました。特別支援学校の先生からは「特別支援学校の子達は、みんなと同じようにはできないかもしれません。でも、みんなと同じように成長しています。ただ、その成長がみんなよりもゆっくりなだけなんです。」と教えていただきました。触れ合う時間が経つほどに、互いの気持ちが少しずつ理解できるようになって、手をつないて一緒に活動したり、そっと背中をさすったり、特別支援学校のお友達に寄り添うことができました。

来年は、支援学校のペアのお友達を浦和ルーテル学院にお招きして一緒に楽しむ時間を計画します。この交流を経験することで、互いの違いを理解しつつ、寄り添う気持ちが育まれることを願っています。