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11月26日から27日にかけて、埼玉県の小川町と川越へ宿泊学習に行きました。

1日目
まずは小川町の町歩きから宿泊学習をスタートしました。
最初に訪れたのは、歴史ある和紙の体験センター。
静かな工房では、職人さんが和紙の原料となる楮の皮剥きの様子を見ることができ、子どもたちはその真剣な手つきに引き込まれていました。
その後、道の駅おがわまちで実際に自分たちの手で紙漉き体験。
お手伝いをいただきながらも、自分の手で和紙が作られていく喜びを感じながら、どの子も夢中で取り組んでいました。
夜は、宿泊施設に併設されたプラネタリウムを見学しました。満天の星空に包まれながら、星座の物語に耳をかたむけ、目を輝かせていました。
さらに、屋上では本物の夜空を見上げて星を観察しました。
「あ！見つけたよ！」「あれがオリオン座かな？」という声があちこちから聞こえ、忘れられないひとときとなりました。

2日目
翌日は、国指定重要文化財である吉田家住宅を訪問し、お団子作り体験に挑戦しました。
手のひらでやさしく丸めて、囲炉裏の炭火でじっくり焼き上げます。
香ばしい匂いが広がり、焼き立てのお団子をほおばる子どもたちの満足そうな笑顔がとても印象的でした。
午後は川越を散策。
川越城、氷川神社、時の鐘など、歴史ある街並みを現地ガイドさんの案内でめぐりました。
川越の学習は4年生で扱いますが、今回の経験が、来年の学びにきっとつながると感じます。
目で見て、耳で聞き、体で感じたことは、何よりの宝物です。

おわりに
初めての町探索の宿泊学習でしたが、友だちと協力したり、初めての体験に心を動かされたり、たくさんの成長の姿を見ることができました。
この二日間で得た経験が、これからの学校生活や学習をより豊かにしてくれることを願っています。
また、この宿泊行事には保護者の方のご協力をたくさんいただきました。
無事に過ごすことができたのもボランティアとして参加してくださった皆様のおかげです。
ありがとうございました。